“できることは自分で行う”がモットーのリハビリテーション施設   ~「通所リハビリテーション 緑」紹介

“できることは自分で行う”がモットーのリハビリテーション施設   ~「通所リハビリテーション 緑」紹介











今回は「通所リハビリテーション 緑(以下「緑」)」を、理学療法士であり同施設管理責任者の塩野入さんにご紹介いただきます。どのようなリハビリテーション施設なのでしょうか?


今回お話を伺った、責任者の塩野入さん



トレーニングマシーンだけでなくプールもある!

―まず「緑」を利用されるのは、どのような方々でしょうか?


要支援または要介護の認定を受けていて、ご自身で送迎バスに乗車でき、トイレにも行ける方が対象ですプールのご利用に関しては、おひとりで着替えができ、事故防止の観点から私たちの指示を聞いていただける方となっています。


送迎は、所沢市の東側エリア、新座市の新堀・西堀エリア、清瀬市、東村山市の秋津町・青葉町エリアで行っており、送迎の必要がない方は特にエリアを制限していません。

現在460名ほどのご利用者様がいて、平均年齢は80歳90歳以上の方も30名ほど利用されていて、全体的に前向きな方が多い印象です。





―施設にはプールもあるのですね。

そうなんです。 施設の1階に受付やプールがあります。プールは泳ぐためのものではなく、水中歩行や体操などの全身運動に使用し、足腰が弱い方のトレーニングに最適です。



プールでの水中リハビリは、身体への負担が少なく、全てのひとに適した運動です。




また広くて明るい2階の空間には、筋トレや持久力強化に使用する23種43台のトレーニングマシーンや、趣味の活動を行う机席、食事席などがあります。ご利用いただく時間は1回4時間が基本で、9時半から、10時半から、11時半から、12時半からの4パターンです。

どの時間帯に来ても、昼食を取っていただけますよ。昼食は職員も利用しているのですが、自信を持って「美味しい」と言えます!





―食事が美味しいのはいいですね。楽しみが増えます(笑)


もちろん食事だけではなく、自主トレーニングや趣味の活動を楽しんでいるご利用者様が多いです。「利用時間が1回4時間って長いのでは?」と質問されることもあるのですが、ご利用者様をみる限りそんなことはないようです。

毎回、施設到着後にバイタルチェックを行ったあとは、基本的に自分のペースで過ごせますよ。がんばりたい方には、それなりにハードなトレーニングメニューを用意してこなしていただきます。

のんびりと過ごしたい方には、革細工・木目込み・書道など趣味の活動も30分ほど含めてトレーニングを行っていただきます。





ご利用者さまが、ご自身で自ら選択した活動を行います。



「自分でできる」という充実感

―トレーニングはどのような形で行うのですか?


利用日2日に1回程度、理学療法士や作業療法士などリハビリ専門職のスタッフが、必要に応じて個別リハビリを行っています。おすすめのトレーニング方法や機器の使い方をお伝えして、しばらくその運動を続けてもらい経過をみます。このトレーニングに関しても、見守るけれども介入しすぎないことを心がけています。

心身機能の低下を抑制して、在宅での生活を続けてもらうという大きな目的があるので、できることは自分で行うのが大切だと考えます。






―なるほど。誰かがやってくれる環境だと、つい頼ってしまいますよね。

そうですよね。大病をわずらい40代で介護保険を適用して「緑」を利用される方などは、働きながら通所でトレーニングを積み、社会復帰を目指しています。その結果、介護保険も卒業できれば嬉しい限りです。ほかにも、「高尾山にもう一度登ること」を目標にトレーニングをしている方がいました。





その目標を成し遂げたとき、ご本人の充実感はもちろん大きいのですが、私たちの達成感も大きく、やりがいを感じます。




―いいお話ですね。それでは最後にひとことお願いします。

「緑」を「自分も利用したい施設」にしていきたいです。もう少し具体的に言うと、一般的な介護系施設のイメージではなく、どちらかというとフィットネスクラブのような開放的な空間で、一人ひとりの時間の過ごし方を大切にする場所にしたいです







フィットネスクラブのような開放感!







―今日はいろいろなお話を聞かせていただき、ありがとうございました!!

2020年10月、通所リハビリテーション 緑にて。








RECRUIT

  • やりたいことがそこにある。
    なりたい自分がそこにいる。

  • 5年後の自分を、10年後の自分を想像できるか?
    今やるべきことを、しっかりと、一歩づつ。

  • 稼ぐためにではなく、
    学ぶために働く。

  • 欠点に目を背けるか、
    弱点を「強み」に変えるのか。

  • 失敗しない道を選ぶのか、
    失敗から何かを学べるか。