「よしかわ通所リハビリテーション 道」紹介~自立を促すリハビリテーションを目指して~

「よしかわ通所リハビリテーション 道」紹介~自立を促すリハビリテーションを目指して~



今回は「よしかわ通所リハビリテーション 道(以下「道」)」を、ご紹介いただきます。どのような特徴がある施設なのでしょうか?

今回お話を伺った高野所長




自己選択(自律)による、活動(自立)を!

―まず「道」はどのような施設ですか?


「道」は、所沢市若狭にある「よしかわクリニック」に併設しており、至仁会が初めて手掛けた介護予防のための施設です。定員は80名で、現在は450名を超えるご利用者様がいます。対象は、要介護または要支援の認定を受けていて、ご自身でトイレに行ける方です。

基本は1回3時間の利用となります。ただし、送迎が必要ない方やご家族が送迎する方は、1日利用も可能です



―施設やサービスの特徴を具体的に教えてください。


まず施設は、天井が高く窓が大きい広々とした空間なので開放感があります。トレーニングマシンの種類や数も豊富です。






多数のリハビリ専門職が在籍


リハビリの専門職である理学療法士と作業療法士が合計10人在籍しており、これは他の施設と比較するとかなり多いです。そのため、頻度はそれぞれ違いますが、ご利用者様全員への個別リハビリが可能となります。

※個別リハビリとは、理学療法士がご利用者と1対1で行う、機能訓練のことです。



そして「脱全員」「脱古風」「脱過介護」を目指しています。

それぞれどういう意味なのか、少し説明させてください。


自身で選択できる


「脱全員」について、たとえば多くのデイサービスでは、「全員で歌をうたう」「全員で体操する」など、集団で何かする機会が多いですよね。
「道」では、集団リハ、個人トレーニング、趣味の活動など、ご利用者様が自分で何をするか選択できます



再先端のリハ

「脱古風」については、“スポーツクラブのような”新しイメージの施設設備を整えました。さらに、脳卒中の後遺症として手足などに麻痺やしびれがあるご利用者様には、「ロボットリハ」と呼ばれる最先端の機器も導入して機能改善を行っています




自立支援

「脱過介護」については、もちろん介護は必要ですが、過度な介助にならないように努めています。スタッフは“ご利用者様が自立した生活を送れるようにサポートする”という姿勢で接します。








自立を促すリハビリテーションを目指して


―これまでと少し違うタイプの通所リハビリテーションなのですね。ご利用者様側の特徴もあるのでしょうか?

年齢的には70代半ばの方が多めになりますが、介護保険が適用される40代から90代までの幅広い年齢の方が利用されています。そして、男女比がだいたい1対1というのが特徴です。


趣味を活かした活動性の改善

趣味の活動も多彩です。屋上でのグラウンドゴルフ、PC教室、職員が考えた課題にチャレンジする「王座決定戦」などが好評で、自分の好みに合わせて参加できます。

さらに現在拡張工事中であり、来年2021年6月に完成予定です。完成後には施設の床面積が約2倍になります。快適なスペースが増えるので、もっと多くの方に「道」の特徴や利用価値を知ってほしいと思います。


拡張予定の新しいスペース




―そうなんですね。身体機能の低下を未然に防ぐことを重視されているように感じました。

人との関わりを楽しみ、人と繋がりを作る


はい。体の運動機能だけでなく、心の健康も保ってほしいです。年齢を重ねると外出する機会が減り、家族以外とのつながりも薄くなってくるので、トレーニングや趣味の活動を通して、ご利用者様同士の会話も楽しんでもらいたいです。また若くて元気なスタッフも多いので、そのポジティブなエネルギーがご利用者さんにも届けば幸いです。






―たしかに。パワーを分けてもらえそうです!それでは、本日はいろいろお話いただきありがとうございました。


2020年9月、「通所リハビリテーション 道」にて。







RECRUIT

  • やりたいことがそこにある。
    なりたい自分がそこにいる。

  • 5年後の自分を、10年後の自分を想像できるか?
    今やるべきことを、しっかりと、一歩づつ。

  • 稼ぐためにではなく、
    学ぶために働く。

  • 欠点に目を背けるか、
    弱点を「強み」に変えるのか。

  • 失敗しない道を選ぶのか、
    失敗から何かを学べるか。